2013年11月25日月曜日

スタットレスタイヤの寿命

そろそろSSでもスタットレスタイヤの問い合わせや予約販売および履き替えのオーダーも増えてきました。そこで今回はスタットレスタイヤの寿命の判断基準をお話しします。
まずはタイヤの溝ですが、スタットレスタイヤは溝の深さが新品から50%摩耗したら冬用タイヤとしてはアウト!!つまり使用出来ません。
見方としてはプラットホームと言う印を見ればすぐにわかります。タイヤの横に↑のマークが4カ所ありますので、それをたどってトレッド面を見るとスリップサインより高い位置に出っ張りがありますそこまで摩耗していると冬用タイヤとしてはアウトです。
次にゴム(コンパウンド)の柔らかさです。スタットレスタイヤはゴムの柔軟性で凍結路面に密着して滑りにくくなるようなしくみになっています。ゴムが固くなるとたとえ溝があっても十分な氷上性能が
発揮できません。見方としてはタイヤ硬度計という機械で計ればすぐに測定できますが、持っている業者が少ないので、タイヤショップかSSの展示品タイヤとさわり比べて見ればすぐにわかると思います。一般的には3シーズンが交換の目安とされていますが、特に関東圏のように80%は舗装路で使用しているスタットレスタイヤは恒に熱を持ち固くなりやすい条件で走行しているので注意が必要です。
そこで少しでも寿命を延ばすアドバイスとしてはシーズンオフの保管方法にあります。専用ビニール袋(当社SSでも販売しています)に入れ直射日光の当たらないところ、出来れば物置、倉庫などで保管しましょう。
私の経験では、保管、タイヤメンテナンスに気を配りスタットレスタイヤを使用していましたが、溝があってもさすがに5シーズン目で明らかに性能低下しましたので危険を感じ新品に取り替えました。

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